2018/6/24
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人間の町の物語 5上 |
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5.イエス様と救いのお話(上) これは、これまで見てきたお話よりも ずっとずっと前のことで、 救い主イエス様がお生まれになった時のお話です。 ナザレと言うところに、 マリヤといいなずけのヨセフという人がいました。 ある日のこと、マリヤが家にいると突然辺りが 眩しくなりました。 マリヤが振り向くと、なんとそこには天使が立っていたのです。 マリヤはびっくりしました。 天使は言いました。 「おめでとう。恵まれた方。主があなたと共におられます。 マリヤ、あなたはみごもって、男の子を産みます。 名前をイエスとつけなさい。その子は神の子、救い主です。」 マリヤは本当にびっくりしました。 「どうしてそのようになるのでしょう。 私はまだ結婚もしていませんのに…。」 しかし、天使は言いました。 「聖霊があなたの上にのぞまれるのです。 神様におできにならないことは1つもありません。」 マリヤは言いました。 「私は主のはしためです。あなたのおことばどうりに この身になりますように。」 そして、天使は帰っていきました。 それから、時が経って、その国の皇帝から それぞれ自分の町に行って、 住民登録をせよというおふれが出ました。 そこで、ヨセフもお腹の大きなマリヤを連れて、 ナザレから、ベツレヘムの町に住民登録のために出かけました。 2人がベツレヘムにいる時に 赤ちゃんが産まれました。 産まれたのは可愛い男の子です。 宿屋はもうどこも一杯で 2人が泊まれる場所が見つかりません。 そこで赤ちゃんは飼い葉桶に寝かせられました。 その土地には羊飼い達が住んでいました。 この日、羊飼い達が羊たちを守るために野宿で番をしていました。 すると、真っ暗な夜なのに、突然、光り輝き明るくなりました。 羊飼い達はこわくなりました。 その光は天使達でした。 「こわがることはありません。 皆に喜びの知らせにきたのです。 今日、ダビデの町で、あなたがたのために、 救い主がお生まれになりました。 この方こそ、主キリストです。 布にくるまれ、飼い葉桶に寝ている赤ちゃんがしるしです。」 すると、さらに多くの天使達もあらわれて 神様を賛美しました。 『天では栄光が神様にありますように。 地上では平和が、 神様の喜ばれる人々にありますように。』 天使達が帰ると、 羊飼い達は天使が言った救い主を捜しに行きました。 そして、とうとう、マリヤとヨセフ、 そして飼い葉桶で寝ておられるイエス様を見つけました。 羊飼い達は全部、天使達が教えてくれた通りだったので 神様を褒めたたえながら帰って行きました。 ルカ2:10〜12 御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。見なさい。私は、この民全体に与えられる、大きな喜びを告げ知らせます。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉桶に寝ているみどりごを見つけます。それが、あなたがたのためのしるしです。」 |
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