2018/8/24
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雲の上の物語 3 |
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3.クジャクとモモンガのお話 クジャクのトミーはとても羽がきれいで頭も良く みんなから好かれていました。 でも、トミーはイエス様のことを知りませんでした。 だからトミーはまわりに友だちが沢山いるけれど、 心はとても不安で空しかったのでした。 そこで1番仲がいいモモンガのライに相談しました。 「ライ、おれ、友だちは沢山いるけど、 本当は何だかいつも不安で空しいんだ。 贅沢だと思うかもしれないけれど…。 だって、遊ぼうと約束しても、急に用事で行けなくなったら、 約束してた友だちは、おれがあやまっても、 おれが噓をついたんだと思ってしまうかもしれないじゃないか。 しかも、テストで悪い点を取ったら、 みんなおれのこときらいになるかもしれない…。 ライ、おれ、もう疲れて辛くて…。力になってくれないか…?」 ライは、これはイエス様を伝えるいいチャンスだと思い言いました。 「もちろんだよ。ぼくに何かできるなら。 明日になったら、ぼくの家に来てね。」 「分かった!ありがとう。本当にありがとう。」 トミーはとても喜びました。 次の日、トミーはライの家に行きました。 ライはトミーにソファーに座るようにうながしました。 ライは優しく話し始めました。 「トミー、きみを助けられる方法が1つだけあるよ。」 「それは何だい?本当に助けてくれるんなら、 なんでもするよ。」 「うん、それはね、イエス様だよ!」 「イエス様?」 「うん、イエス様の愛を受け取るんだよ! イエス様はきみをとっても愛してるんだ。 そして、イエス様の愛は永遠に変わらないんだよ。 イエス様はね、 永遠に神様の子どもとして幸せでいるために、 きみの罪の罰を身代わりに受けて命を捨てて下さり、 3日目によみがえられたんだよ。」 「罪?おれはそんな罪なんて犯したことないんだけど…。」 「トミー、物を盗んだりすることだけが罪じゃないんだよ。 たとえば、きみは噓をついちゃったりしたことある?」 「う〜ん。それはあるよ。」 「それも罪なんだよ。神様の知恵が沢山書いてある聖書には、 罪を犯さない人は1人もいないって書いてあるんだよ。 はい!ぼくの聖書、貸してあげる。 このしおりがしてあるところを読むと元気が出るよ! しおりがしてないところも、神様の愛のことばが沢山あるよ。 読んでみてね!」 「う、うん。読んでみるよ。ありがとう。」 そう言ってトミーは帰って行きました。 ライはトミーにイエス様のことを伝えられたことを 神様に感謝しました。 トミーは家に帰って聖書を読んでびっくりしました。 しおりの場所にはこんなことが書いてあったのです。 『神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。 それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、 永遠のいのちを持つためである。』 トミーはやっと分かりました。 自分が神様に愛されていることを。 そして、自分の罪のためにイエス様がこの地上に来て下さったことを。 次の日、トミーはライの家に行くと、 一緒にイエス様を信じるお祈りをしました。 それからというもの、 トミーの空しさは消え、喜びに満たされて、 神様にとっても愛されているから、 他の鳥たちから、どう思われるかという心配がなくなりました。 ヨハネの福音書3:16 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。 |
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