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2018/6/10
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人間の町の物語 ３ |
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３.イエス様とこの世界のお話  マリーは学校で人間の体のしくみについて勉強しました。 マリーは（なぜこんなに完ぺきにできているんだろう？ だれが私をつくったのかな？）と不思議に思いました。 （人間だけでなく、植物や動物達、虫達の関係も、 それにこの地球の働きや太陽、月の働きも なんてよくできているのだろう！） と感動しながらも不思議に思いました。 そこで、マリーは学校の先生に聞いてみました。 「先生、この世界はどうしてこんなに 素晴しくできているのですか？ それに、私はどうして生まれてきたんですか？」 先生はニッコリ、優しく微笑みました。 「マリー、この世界やあなたは神様がお創りになられたのよ。 天と地をお創りになられた創造主がおられるの。 神様はまず美しく素晴しいこの世界をお創りになって、 その後で愛する人間をお創りになったのよ。 今度、牧師さんに会わせてあげるから、色々質問してみてね。」 マリーは『創造主』という言葉を聞いて、 それから、その創造主が自分を創ってくれて愛してくれてると聞いて、 なんだか心があたたかくなりました。 次の日曜日、先生はマリーの家に迎えに来てくれました。 ２人で向かったのは小さな教会でした。 もう礼拝の時間は終わったのか、 牧師さんは一人でお祈りをしていました。 マリーは勇気を出して、声をかけてみました。 「すみません。私はマリーと言います。 あの、よかったら『創造主』のことを教えてくれませんか？ すると、牧師さんは振り向いて、 「ああ、マリー。もちろんだよ。こっちへおいで。」 と優しく言いました。 マリーは牧師さんのとなりに座りました。 そして、牧師さんは話し始めました。 「マリー、ずっと昔、まだなんにもなかった時、 神様が愛をもって、この世界をお創りになったんだよ。 光と闇、海と空、陸と植物、太陽、月、星、 魚や鳥や沢山の動物たち、そして人間。 神様はすべてをごらんになって、 祝福して下さったんだよ。 最初の人、アダムとエバは神様とお話し、 親しく交わり過ごしていたんだよ。 でもね、それから長い時間が経って、 人は罪を犯してしまい、聖なる神様と へだたりができてしまったんだ。 そして、その子孫であるすべての人は その罪の影響を受けてしまったんだよ。 でもね、創造主はとっても人を愛しているから、 見捨てることはできなくて、 大切なひとり子、イエス様をこの世に送ってくださったんだよ。 このイエス様はね、何にも悪いことはしていないのに、 すべての人の罪を背負い、変わりに罰を受けて下さったんだよ。 イエス様がいのちを捨てて、変わりに信じる者たちを 救ってくださったんだよ。 だからね、もう神様と人との隔たりは取り除かれたんだ。 イエス様の恵みによって、創造主ともまた親しくお話できるんだよ。 マリー、きみもイエス様を信じてみないかい？ イエス様を信じた人は、永遠に神様と共にいられるんだ。 この地上の人生が終わっても、天国で過ごせるんだよ。」 マリーは話を聞きながら、涙が出て来ました。 神様がいのちをかけて、自分を愛してくださったなんて…。 マリーは言いました。 「牧師さん、私も神様を信じたいです。イエス様を信じたいです。 私を創ってくれて、私のために命を捨ててくれて、 こころから、ありがとうって言いたいです。」 「じゃあ、一緒にお祈りしようか。 私の後に続いてお祈りしてね。 手をくんで、そう、 神様、今、私は本当の神様、あなたのことを信じます。 私を愛してくれてありがとうございます。 今までに私がしてしまった全ての罪をゆるして下さい。 私の罪のみがわりに、イエス様が十字架で罰を受けて下さり、 私の罪をゆるして下さったことを本当に感謝します。 これからは永遠にあなたと共に生きられることを 感謝します。 イエス様のお名前によって、 お祈り致します。アーメン。」 祈り終えると、マリーは喜びに満ちあふれて 帰っていきました。 創世記1:1 はじめに神が天と地を創造された。 ヨハネの福音書3:16 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。 |
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