2018/9/15

雲の上の物語 5

5.カナリヤのお話
 
 
 
 人間の町のある大きなペットショップにカナリヤのカルがいました。
カルはお店の飼育員の人に気に入られなくて、少し意地悪をされていました。
 
「おい!何回掃除させれば気がすむんだ!」
「その声、うるさいぞ!」
と何回も言われます。
 
 
 
 
 ある日、ペットショップに来ていたお客さんが
イエス様のお話をしてくれたのです。
 
「イエス様はね、ぼくたちの罪の為に身代わりになって
命を捧げてくださったんだよ。
ぼくたち、みんなの救い主なんだ。
困ったことがあったら、お祈りしてね。
イエス様は助けてくれるからね。
イエス様は、みんなのことが大好きなんだよ。」
 
 
 
 
 カルは悲しくなった時、この言葉を思い出して、
お祈りしてみました。
しばらくたって、カルはお祈りしたことも忘れていましたが、
あることが起きました。
 
 
 
 
「カル!カル! 起きてよ。」という声で目を覚ましました。
すると目の前に、見たことのないカナリヤがいました。
 
「きみは誰?」
 
「ぼくは雲の上の町から来たんだ。きみに神様のことを伝えにね!」
カナリヤは工夫して籠の扉を開けると、カルを籠から出しました。
 
「ど、どこに行くの?」
 
「雲の上さ!大丈夫。また帰って来れるよ。
ぼくたちは人間の町の神様を知らなければいけない生き物に
神様のことを伝えているんだ。」
 
2羽のカナリヤは雲の上の町に着きました。
 
「わぁ〜、ここが雲の上の町かぁ。」
 
「ぼくの家に連れて行ってあげるよ。」
 
その家にはもう何羽か、他の鳥たちが来ていました。
 
「自己紹介をしていなかったね。
ぼくはカナリヤのアル。
こちらは、ライチョウのストームで、こちらはカワセミのルリだよ。」
 
「えっと、ぼくはカナリヤのカルです。」
 
「カルくん、君はイエス様のこと聞いたことがある?」
ライチョウのストームが聞きました。
 
「うん。ペットショップにいた時、
イエス様のことを話してくれたお客さんがいたよ。
ぼくたちの罪の為に身代わりになって命を捧げてくださったことや、
困った時はイエス様にお祈りしたら助けてくれるって話してたよ。」
 
「そう。イエス様を信じてお祈りしたら、
神様はお祈りに答えて下さるし、
それにね、天国にも行けるんだよ!」
 
「あの…。お祈りってどうやればいいの?」
 
「うん、神様に心を込めてお願いして、
最後に『イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。』
って祈ればいいんだよ。カル、一緒に、お祈りしよう!」
 
みんなは心を合わせてカルの為にお祈りしました。
 
「神様、カルを守って下さい。
もっともっと神様の祝福がありますように!
よい道が開かれますように!
イエス様のお名前によってお祈りいたします。アーメン。」
 
 
そして、カルも良い飼い主と出会えるようにお祈りして、
また人間の町のペットショップに戻りました。
 
 
 
 
 ある日、ペットショップに優しそうな女の子がやってきました。
女の子はカルを見ると、
一目でカルを気にいってしまいお父さんとお母さんに頼みました。
「ねえ、私、この子を飼いたい!大切にお世話するから、お願い!」
そして、カルはその女の子に飼ってもらえることになりました。
 
 
 
 
 女の子は教会で習った賛美歌をカルにも教えてくれ、
とっても可愛がってくれました。
カルはお祈りを聞いて下さった神様に心から感謝しました。
 
 
 
 
ヨハネの福音書16:24
あなたがたは今まで、何もわたしの名によって求めたことはありません。
求めなさい。そうすれば受けるのです。
それはあなたがたの喜びが満ち満ちたものとなるためです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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私たちの主、主よ。あなたの御名は全地にわたり、なんと力強いことでしょう。

あなたはご威光を天に置かれました。

あなたは幼子と乳飲み子たちの口によって、力を打ち建てられました。

それは、あなたに敵対する者のため、敵と復讐する者とをしずめるためでした。

      詩編8:1、2

 

 

引用聖書 新改訳©2003新日本聖書刊行会   許諾番号3-2-455号