2018/8/2

雲の上の物語 2

2.運動会のお話
 
 
 
 雲の上の町ではもうすぐ運動会があります。
鳥だけでなく、コウモリやモモンガやチョウチョたちなど
空を飛ぶ者たちの運動会です。
 小さな子どもたちからお年寄りまで、
皆でチームを2つに分けて、運動会をするのです。
 
 
 
 赤チームのハトのトークは、
青チームのツグミのルーには勝ちたいと思っていました。
 
 トークとルーは障害物競走に出ます。
網があったり、棒の間をくねくね飛んだり、
横から飛んで来るボールの間を当たらないように飛んだりします。
 
 
 
 練習の時、トークは途中、
ボールにどうしても当たってしまいます。
 ボールに当たるとまたスタートに戻って
やり直しのルールがあります。
 
 
 
 トークは苦手な部分を沢山練習して、
ほとんどボールに当たらないで通り抜けられるようになりました。
そして、網くぐりや宙返りの練習もして、
タイムがどんどん短くなっていきました。
何よりも、神様にお祈りして、上手になるように願いました。
 
 
 しかし、ルーはあまり練習もせず、又、お祈りもしませんでした。
神様のことを知らなかったのです。
 
 
 
 いよいよ運動会の日になりました。
玉入れはお年寄りが参加しました。
ここではひきわけでした。
 
 
 リレーは青チームが勝ちました。
借り物競走も青チームが勝ちました。
 そして、他にも色々な競技が行われ、
合計得点は青チームがリードしています。
 
 
 トークはお祈りしました。
「神様、どうかぼくの練習の成果が十分に出て、
障害物競走は得点が高いから、
障害物競走で勝てますように!」
 
 
 みんなでお昼のお弁当を食べて、次は障害物競走の番です。
トークは練習も沢山したし、お祈りしたので、
一瞬、少し心配な気持ちになりましたが、
(大丈夫!できる!)と信じていました。
 
 
 
「よーい、ドン!」の合図でトークやルー、他の鳥たちも飛び出しました。
 
 網をくぐり、縄跳びの中を宙返りして、
そして、ボールが飛んで来る中をよけながら進みました。
飛び越え、飛び越え、なんとルークは1番でゴールしました。
 
 
 喜んでいるトークに神様が言いました。
「勝ち負けだけで喜ぶのはまだ早いよ。
このことを通して、ツグミのルーに福音を伝えるんだよ。」
 
 
 トークはルーに神様のことを伝えました。
お祈りしながら、何度も伝えると、ルーは神様を信じました。
 
 トークは競技に勝った時よりも、
もっと心がうれしくて喜びました。
 ルーも今まで味わったことのない喜びを感じました。
 
トークとルーは一緒に喜びました。
 
 
 
 
詩篇16:11
あなたは私に、いのちの道を知らせてくださいます。あなたの御前には喜びが満ち、あなたの右には、楽しみがとこしえにあります。
 
 
 
ヨハネ15:11
わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、わたしの喜びがあなたがたのうちにあり、あなたがたの喜びが満たされるためです。
 
 
 
ローマ15:13
どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平和をもって満たし、聖霊の力によって望みにあふれさせてくださいますように。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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私たちの主、主よ。あなたの御名は全地にわたり、なんと力強いことでしょう。

あなたはご威光を天に置かれました。

あなたは幼子と乳飲み子たちの口によって、力を打ち建てられました。

それは、あなたに敵対する者のため、敵と復讐する者とをしずめるためでした。

      詩編8:1、2

 

 

引用聖書 新改訳©2003新日本聖書刊行会   許諾番号3-2-455号